ぎゅっと

 先週は久々の表参道へ。スパイラルホールで行われている「ミナ ペルホネン」の展示「進行中」を見てきました。
 
 洋服のブランドであるミナですが、特徴はテキスタイルが全てオリジナルで、シーズンごとに新作を出しているということ。その過去のテキスタイルや洋服などを振り返る展示です。

 私は、ミナのテキスタイルが、色もモチーフもテクスチュアも全て大好きで、好きな要素がぎゅっと詰まったワクワクさせてくれる存在です。

 初めてミナを知ったのは「装苑」の皆川さんのコラムでしょうか。10年くらい前のこと。文章も魅力的で皆川さんが表現したいことがストレートに伝わってきてとても共感を覚えました。


 私は子供の頃から刺繍をやったり、時々バッグや洋服を作ったり、大学では被服を学んだりもして、布にはいつも興味をもっていたのですが、ファッションや流行、といった華やかなものにはどうも馴染めない感じがして、社会人になってからの仕事は布とは遠いところでしていました。

 でもこの皆川さんのコラムを読んだときに、私が好きなのはこの方がやっているようなことだ、と、とてもワクワクしたことを覚えています。思えばそのワクワクが今に繋がっているかも。そういう意味で、とても大切な存在なのです。

 下の本はそのコラムをまとめた本「皆川明の旅のかけら」。改めて読み返してみました。
 
f0191451_122019100.jpg


 そうそう、今回の展示ではブースごとに下のような紙が置いてあって、テーマについての文章が書いてあります。全部集めるとパンフレットのようになります。

 展示には、デザインを考えている段階のラフなスケッチや言葉のメモのようなものもあり、とても興味深いものでした。ミナのモチーフは詩的だな、と思っていましたが、言葉から生み出されるものがデザインという結晶になっていて、それが多くの人の共感を呼ぶのかな、と改めて思いました。

 
f0191451_12432934.jpg



 そうそう、ミナの布には刺しゅうが使われているのも特徴です。ミシン刺しゅうですが、贅沢感が増してとても厚みのある生地になっていると思います。

 今回、私の好きな「カーニバル」という鳥をモチーフにした刺しゅうの生地とデザインソースの言葉のメモの展示を見ることができました。しかも期間中にオーダーできるという「ウズラバッグ」の選べる生地の中にカーニバルもあったので、早速注文してしまいました。嬉しい!

 布好きな方は一見の価値あり!の展示です。
by uzumuu | 2010-10-06 13:37 | Comments(0)
<< イベントのお知らせ 10月の刺繍教室 at ゆうさ... >>